電車・結婚式
京都からは電車で帰った。輪行バッグというスペシャルツールを駆使。
今回のメガロングを思いついた一つのきっかけは、クローゼットを整理していたら輪行バッグを発見したことにあります。しかしこれは謎だった。入手経路が不明なのだ。完全無欠の新品なのですが、買った覚えは全くないので多分もらったか、あるいは何かのイベントの景品なのではないかと思う。
この輪行バッグを事前にホテルに送っておいたので恐いものはありませんでした。
しかし私の輪行のヘタクソっぷりは驚愕のレベルであった。5分もあればできるだろうと思っていたのですが輪行はそんな生易しいものではなかった。
こんなことをするくらいなら自走した方がマシだと思わなくもありませんが、絶対に輪行した方がマシに決まっていますので大人しく常識的感覚に従うことにしました。
帰りの電車はカオティックでした。
車内の自転車は迷惑極まりないのでスペースの広い最前の車両に乗るのですが、この車両はよろしくない。夏休みということもあって鉄道マニアな方々が大ハッスルしており、私の心の平静は忽ち失われてしまった。
愛知らへんで壮絶な親子と出会った。
何と親子でここ1週間毎日12時間歩いていたらしい。24時間自転車に乗ることよりも遥かに困難なことです。最後は御殿場駅から富士山頂まで登るらしい。(狂ってる…)
物静かで熱い素敵な親子でした。
相模原に着いた頃にはすっかり疲れてしまった。
電車は立っていようが座っていようが関係ない。疲れる。
鉄道マニアな方々は最後の方まで一緒でしたが、彼らは始終元気でした。
この日一日に関しては結果として身体的能力において私は彼らに劣っていたことになりますね。
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翌日は親戚の結婚式。
なかなか良い社会勉強になりました。
式場までの車の中で結婚の価値とは何なのかという疑問を親に投げたらあまり納得のいかない回答を得たのですが、式を通して何となくそれが理解できた気がする。
理解できてもちょっと私には遠い世界の話に思えました。
自分でも思う。私と結婚することは人生を捨てるようなものです。
マジです。