ロン・・・・・
群馬方面へ・・・
暑いのはとても苦手ですが、なぜか最たる暑さを誇るところばかり。飛んで火にいる夏の熱病患者。
小沢峠・・・いや、青梅でもう折り返して良かった気がする。
まあせっかくなので頑張ってみよう。山伏まで行って考えよう。
山伏では早くも溺死。蠢くようにして登る。
この死にっぷりはいつ以来だろうか。
引き際だ。帰ろう。
秩父方面は久しぶりだ。景色もそうですが、この秩父らしい暑さが懐かしい。
もう少しだけ頑張って帰ろう。
悲劇的な遅さ。もはや運動とすら言えない。滝打ちみたいなもの。
行為自体に何の意味もなくなってきている。
この後1時間したところで恐るべき事実に気づく。
何とサドルバッグがテレポーテーションしているではありませんか・・・!
まあ仕方がないのでとりあえず安全な道で帰ろう。
というよりもはや少しも登る力が残されていないのでちょうど良かったのだ。
帰りは少しも登らない道で帰る。
暑さによる消耗も凄まじく、体からあらゆる金属が水分とともに失われて干物のようになってしまっている。
念仏を唱えよう。
あと15分でバッテリーが切れます。
こんなつもりではなかった。
ロングは最高ですが、乗ることを要求する脳に体が間に合っていない。
夏の暑さは際限なく人をアホにしますね。
もうロングには行かない。
行ってなるものか。