N-vision

自然に、自由に、自分らしく ・・・な日記

2days 糸魚川 第1ステージ

5/17

昨日書きましたように某300kmイベントの伴走をしてきました。

 

AM6時スタート。ニシタニさん、マツザキさん、ツチカワさんを含む9名ほどの集団でスタートを切りました。

集団のうちの約4名は檻から放たれた獣のごとく、初っ端から猛り狂う。配分を全く考えない異常なペースを展開。(MZ氏いわく最初の20kmは平均40km/hオーバーだったらしい)

この野蛮極まる行いによって集団は早い段階でOチーム4名+じょんのびチーム1名に絞られる。

 

富士見峠に入るところで5人の集団からツチカワさんが陥落する。

この集団に友愛の精神は絶無なので切れたらそこで終了。1秒も待たない。

そうです。そういうことなのです。

富士見峠ではニシタニさんの牽きに私の心臓は180拍以上で泣き叫んでいましたが、集団にとってそんなことは知ったことではない。だから私も自分の心臓の絶叫を無視することにした。

 

諏訪湖ではコースミスという失態を犯してしまいましたが、どうにか修正に成功。4,5分はロスしたと思われますが、仕方がありません。修正ができただけマシというものです。

塩尻峠でついに私も絶命し、その後の200km個人TTを覚悟したましたが下りで2つめの命を懸けた結果なんとか集団復帰。もう泣きそう。

 

ストレスマキシマムな松本市街を突破し、西街道へ突入。この道はツールド沖縄の一部を切り取ってきたかのようななかなか良い道だったのですが、いかんせんこの日は風が強くていけない。さすがに皆疲労感が漂ってきておりペースも上がらなくなってくる。

 

長野市を抜けるとダークホース、坂中峠へ。

ここでついに私は散った。本日2度目の臨終。臨終と同時ここから100km個人TTが始まった。

 

日本海への下りは爆風との戦い。ここでの消耗が想像以上で直江津市街に着いたころには疲労と飢餓でゴミみたいになってしまった。

バックポケットに残されていたグチャグチャになったどら焼きと饅頭とゼリーを貪り、海岸線に出てようやく体がリスタートした。ラスト40kmはほぼ100%下ハン。可能な限りのエアロフォームをとり、追い風が吹くようになってからは52×13で踏み倒す。

 

タイムは9時間41分。順位にあてはめると4位だったようですが、今の実力では確かにこの位置が限度でしょう。

 

 

第2ステージへつづく。